管理者 坂野智也さま
ー Q. 施設の特徴や魅力を教えてください
A. 平屋であること、そして桧のお風呂があることが特徴です。職員が明るく、アットホームな雰囲気なので、ご家族の方から入居後明るくなったなど、良い変化があったと言ってもらえることも強みだと思っています。やはり、入居に際して不安をお持ちになられる方も多いので、そこを取り除きたいですね。他施設にも当てはまりますが、食事にこだわっています。中庭があり、そこでBBQや家庭菜園もできます。
ー Q. なぜ介護のお仕事に取り組まれたのですか
A. 元々、介護士に関心はなく、実際に別の道を歩んでいました。ただ、母が介護の仕事に就いていたことで、自然と高齢者との関わりはありました。だからかもしれませんが、駅で高齢者の方に道を聞かれたりすることが多かったりしたんですね。
そこで、３ヶ月だけアルバイトをしてみたのですが、意外にすんなりと仕事に従事できて...元々向いていたのかな、という風にも思います。働く中で、こんな人のようになりたいという素敵な職員の方がいらっしゃったのも大きいです。一から仕事を教えていただき、感謝しています。
ー Q. 日々心がけているのはどんなことですか
A. 出勤時に必ずスタッフ・入居者に声掛けをするようにしています。少しでもトーンが暗かったりしたらなにかあった？など、見逃してしまいそうな変化にも気づけるようにしています。
ー Q. ご入居さま、ご利用者さまのお声やエピソード等をご開示いただける範囲でお教えいただけますか
A. 「あんたがおるからここでにいるんだよ」という風におっしゃっていただくと、よかった...と思いますし、介護度が高く入院が続いた方に「最期の1日だけは清流の郷一笑で迎えたい」と言っていただい時が、今までやってきたことがよかったな...と思えました。今まで経験したことがなかったことでした...一番印象的です。
ー Q. どのように長く続くコロナを乗り越えてこられましたか
A. たしかにストレスはありました。それでも、何か施設内で楽しいことができないか、と考え、職員のみんなが考え、行動してくれました。年1回の夏祭りは大きかったですね。他にも、毎月少しでもカラダを動かすレクリエーションを行ってきました。
ー Q. 今後の展望について教えてください
A. 「この施設に任せられる」と言っていただける施設をどんどん増やしたいと思います。嬉しいお声をもらえるような施設を増やしたいのは、虐待といったニュースで報道されることと、実際にはずいぶん違うということを、若い人たちに発信できたら、という想いもあります。
