Kamata Yoshiaki

aug 25 2021

農家はメーカー
起業するなら「農業」をすすめる30の理由


株式会社ブレインワークス 事業プロデューサー
鎌田佳秋さま

起業の出発点に「農業」という文字がひとかけらも入っていないばかりか、30年以上も農業に興味もなかった一人のビジネスパーソン。それなのに、農業で起業し、5年後には年商10億円を突破する農業生産法人を経営するに至ったというストーリー、すぐに信じられますか?

このストーリーを体現された方は、株式会社ブレインワークス 事業プロデューサー 鎌田佳秋さん。鎌田さんの著書「災害に強く、増収増益が続く農家の思考術 起業するなら『農業』をすすめる30の理由」(カナリアコミュニケーションズ)では、「農業を現代のビジネスとして捉えていない」ことを問題点の出発点とし、農業のビジネス技術「アグリハック」を追求し成功を収めたノウハウを余すことなくお伝えしてくださっています。



ご自身の成功に止まらず、再現性がある点にも注目いただきたいです。鎌田さんの周りには「1億円はもちろん、5億、10億と稼ぎ出す農家はたくさんいる」とのこと。年商1億円でもかなりの規模であるとされる農業の世界で、どう次々と成功事例を誕生させてきたのか、「農業を現代のビジネス」として捉え「農家はメーカー」であり、かつ無農薬(オーガニック)栽培を目標としない、というポイントに注目してお聴きいただきたいと考えています。

現在は、宮崎に拠点を置き、「ヒュッゲ」(デンマーク語で、人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味)な生活を楽しんでいらっしゃる鎌田さん。宮崎と軽井沢をつなぎ、起業の楽しさを知った学生時代、どうして農業に参入しようと思ったのか、そしてどうスタートを切ったのか、さらには農業が「儲かるビジネス」であると確信できる思考まで、たっぷりとお話を伺いました。さらに、これからどんなことにチャレンジしようとされているのか、将来設計にまで話は及びました。ぜひお聴きください!







【書籍紹介】
書籍:起業するなら「農業」をすすめる30の理由
   (発行 カナリアコミュニケーションズ )



  • 農業に関わる皆様に、「着実に利益を積み上げる手法」を水平展開していくアグリハックの提案の本です。すでに農業に取り組んでおられる方はもちろん、これから農業をするけど、どうのように収益モデルを構築していいか、どうしたら一般的な会社員のように安定し、より多く稼げるようになるのかについて書かれています。つまり農業技術書でもないのです。アグリハックのメッセージは「農家はメーカー」であるということです 。常にマーケットを意識しながら、コストの削減や栽培プロセスの最適化を目指していくのです。農業経営の指南書といえる一冊です。

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【スペシャルゲストプロフィール】
鎌田佳秋(かまた・よしあき)

1970年生まれ。ニューヨーク州立大学で経営学を学び、卒業後は音楽業界、ビール業界を経験した。40歳のときに農業生産法人を立ち上げ、現在は株式会社ブレインワークスにて、事業プロデューサーとして活動。