Kamimura Iwao

mar 23 2022

"出来ないかも"を"出来るかも"に
上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学


株式会社 三英堂商事
代表取締役 上村岩男さま

青雲の志を抱き、半世紀に渡ってビジネスを切り開いてこられた、株式会社三英堂商事 代表取締役 上村岩男社長をお招きし、ビジネスについてたっぷりお話を伺う企画、その名も「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」。

今回の"俺流"行動規範は「そんな事が出来るかを"出来るカモ"に変える。すでに獲物は半分手中にあり」。

生きていれば様々な場面で、いろいろな難問に遭遇します。しかし「物事は悲観的にとらえると、既にその時点で敗北者」であると上村社長は話します。その上で「やり方によっては出来るかも」と取り組むことで道は開けるとも続けます。



では、どうしたら「"出来ないかも"を"出来るかも"に」変えることができるのでしょうか?出来ないという判断には、自分の限られた経験や知識で答えを出そうとしているから。であれば、「誰に相談すべきか等、外部、他者の力をどんどん取り入れることが重要」ということになります。

また、経営者として、外部、他者の力と聞いてピンとくるのは「採用」でしょう。これまで、新卒を一括大量採用して、画一的な研修で総合職や専門職を育てるやり方である「メンバーシップ型」が中心でした。しかし、これからは仕事基準で採用する欧米型の「ジョブ型」が中心となる、と上村社長は話します。理由は「ジョブ型」の採用は、企業経営を「"出来ないかも"を"出来るかも"に」大きく前進させる経営手法といえるから。



新型コロナの発生によってテレワークやリモートワークなど、働き方が大きく変化しました。結果、「評価方法」が変化、それに伴い「採用方法」も大きく変化することになります。実際、上村社長から話を伺ったのちに、「富士通、9割ジョブ型に」というニュースが発表されるなどしています。厳しい国際競争に晒されている大企業も「"出来ないかも"を"出来るかも"に」するため、変化しようとしています。

今回の「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」も盛りだくさんです!それでは、お聴きください!





【書籍紹介】
書籍:人生の最後を「感動」で締めくくる! 介護施設選び5つのポイント
(発行:幻冬舎)



  • 高齢化が進み、人生100年時代といわれる今、介護施設の利用者は年々増え続けています。介護施設の利用がごく当たり前となっている状況のなかで、高齢者やその家族にとって非常に大きなテーマとなっているのが施設選びを検討する時「どのような介護施設を選べばよいのか」です。「感動の喜びを得られる介護施設であれば、利用者は生き甲斐と希望を獲得できる」ということを強調、感動を味わえる施設を見つけるためにはいくつかの着眼すべきポイントについて実例を挙げて詳しく解説しています。最期に豊かな人生を送りたいと願っている高齢者の方々やその家族にとって、ささやかな手助けとなることを願った一冊です。

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【スペシャルゲストプロフィール】
上村 岩男(かみむら・いわお)

株式会社三英堂商事 代表取締役社長。
1948年、鹿児島県生まれ。1977年、29歳のとき、不動産管理業務を中心とする三英堂商事を創業(1978年には株式会社三英堂商事に改組し、代表取締役に就任)。1998年から介護事業に参入、現在は首都圏を中心に介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、地域密着型のグループホームを運営する。